Visa、新トークン化資産プラットフォームで現実資産市場を狙う 🇪🇸
金融サービス大手Visaは、スペインの銀行と提携してVisaトークン化資産プラットフォーム(VTAP)を立ち上げました。このプラットフォームは銀行が実物資産(RWA)を暗号資産エコシステムに接続するためのツールとして機能します。
VisaはVTAPを通じて、銀行との連携を強化し、RWA市場での存在感を高めることを目指しています。特にステーブルコインの作成に焦点を当て、Ethereumでのライブパイロットを2025年初頭に計画しています。
スペインのBBVA銀行と共に小規模なテストを実施する予定のVTAPは、銀行がステーブルコイン市場に参入するための重要な足がかりとなるでしょう。BBVAの支援を受けて、このプラットフォームはさらなる市場拡大を目指しています。
VTAPは単なる金融とブロックチェーンをつなぐ手段だけでなく、Visaを成長するRWA市場に接続する方法としての役割を担っています。他の銀行もBBVAの例に続き、ステーブルコイン部門に参入する可能性があります。
Visaと提携しているBBVAは、この動きが銀行サービス及び市場の拡大を助けると述べており、VTAPが今後の伝統的金融機関にとって強力なツールとなる可能性があります。